その行く時は四方のどこへでも行く。その行く時は回らない。ただ先頭の輪の向くところに従い、その行く時は回ることをしない。
それらが移動するときは、四つの方向に進み、移動するときに、向きを変えることはなかった。先頭のケルビムが向かうところに他のものも従って進み、向きを変えなかったからである。
その行く時、彼らは四方のいずれかに行き、行く時は回らない。
霊の行く所には彼らも行き、輪は彼らに伴ってあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。
その四方に、そのおのおのの翼の下に人の手があった。この四つの者はみな顔と翼をもち、
そのさまは四つとも同じ形で、あたかも輪の中に輪があるようであった。
その顔の形は、ケバル川のほとりでわたしが見たそのままの顔である。おのおのその前の方にまっすぐに行った。